はじめまして。Sumaismile(住まいスマイル)と申します。
家づくりに携わる者として
住まいづくりの分野に長年携わり、これまで多くの方々と一緒に夢を形にしてきました。この仕事を始めたきっかけは、家族が家を建てる過程を間近で見て、住まいが人の暮らしに与える影響の大きさを実感したことでした。以来、この道一筋で歩んできています。
これまでの歩み
大手ハウスメーカーで営業を5年、設計を4年、現場監督を10年経験しました。同時期にリフォーム業務にも携わり、こちらも10年以上続けています。新築だけでなく、既存住宅の改修や増築、インテリアの提案、資金計画のお手伝いなど、住まいに関わる様々な場面に立ち会ってきました。
現場では、図面通りにいかないことも多々あります。地盤の状況、近隣との関係、予算との兼ね合い。そんな時にどう対応するか、お客様にどう説明するか。そうした経験の積み重ねが、今の自分を形作っています。
施主としての体験
仕事とは別に、私自身も何度か家を建てる経験をしました。最初は大手ハウスメーカーで自宅を建築し、その後売却。次に一級建築士に設計を依頼し、地元の工務店で貸事務所を建設。再び大手ハウスメーカーで自宅を建て、3年後に売却して別の土地で新築。そこに10年住んだ後、2024年には地元の工務店と一緒に、これまでの経験を活かした住まいを建てています。
施主として経験したのは、理想と現実のギャップでした。頭では分かっていても、様々なことに悩みます。
予算のこと、間取りのこと、設備のこと。工事が始まってからも、本当にこれで良かったのかと不安になる夜もありました。完成した時の喜びも、住み始めてからの小さな後悔も、すべて身をもって体験しました。
日々感じていること
皆さまからいただく相談は本当に様々です。「こんな基本的なことを聞いても大丈夫でしょうか」と前置きされることもありますが、基本的なことほど大切だと思っています。なぜなら、小さな疑問や不安を放置したまま進めてしまうと、後になって大きな問題になることを何度も見てきたからです。
最近は、環境性能や耐震性、省エネ性能など、住宅に求められる基準も高くなっています。新しい工法や材料も次々と出てきます。私も勉強を怠らないよう心がけていますが、技術の進歩の速さには驚くばかりです。
ただ、どんなに技術が進歩しても、変わらないものがあります。それは、そこに住む人の暮らしが一番大切だということです。最新の設備も、デザイン性の高い間取りも、住む人が快適でなければ意味がありません。
相談を受ける時に心がけていること
ご相談をいただく時は、まずその方の暮らし方や価値観を理解することから始めます。同じような家族構成でも、ライフスタイルは全く違います。料理好きの方もいれば、掃除が苦手な方もいます。在宅勤務が多い方もいれば、家は寝るだけという方もいます。
そうした違いを踏まえて、その方にとって本当に必要なものは何かを一緒に考えます。予算にも限りがありますから、優先順位をつけることも大切です。
また、工事中に起こりがちなトラブルや、完成後に気づくことなど、事前にお伝えできることはお話しするようにしています。すべてを予想することは不可能ですが、心の準備があるだけでも違います。
これからも
住まいづくりに正解はないと思っています。お客様の数だけ、答えがあります。私にできることは、専門的な知識と経験をお伝えしながら、その方にとっての最適解を一緒に見つけることです。
どんな些細なことでも、気になることがあれば遠慮なくお声かけください。一人で悩まず、一緒に考えさせていただければと思います。住まいづくりは長い道のりですが、その過程も含めて楽しんでいただけるよう、お手伝いできれば幸いです。